
公文式はとても有名な学習塾の1つ
公文式と聞くととても有名な学習塾の1つですがどのようなものなのか分かりますか?
どの地域に行っても教室を見かけると思いますが実際通ってみた経験から紹介したいと思います。
- 学習できる教科は国・数・英の3教科
- 会費と呼ばれる月謝は1教科7000円+税
- 東京近郊は7500円+税
- 3歳くらいから教室で学習可能
- プリント学習
- 週に2回教室で学習+宿題
- 教室時間内なら好きな時間に教室に行ける

公文式の教室って実はコンビニより多いんだって
公文式経験者の考える公文式のメリット
子供が公文式に入会し親の目線から見えてきたメリットをお伝えします。

資料を見るだけじゃ分からないことってあるよね

あるある!できる限り納得して入会したいよね
学年に関係なくどんどん進むことができます
公文式学習の特徴は学年に関係なく教材を進むことができることです。

得意なことをどんどん進められるのって良いかも!
国語はとにかく読解力を高めます
公文式の国語は読解力を高めるための学習内容になっています。中学入試、高校入試と記述式の問題が増えている中、縮約をしっかり学ぶので長文を読みそれを完結にまとめる力を育む教材です。

中学受験とか考えたら教科書の題材を深く学習するのも大切だけど初見の文章を理解する力も必要だよね
算数は高校数学の微分積分の能力を高めます
公文式の算数は高校数学の微分積分を重要と考えいかに微分積分に早く学習が到達するかを考えた教材です。
公文は計算ばかりという意見も聞きますが逆にそうプログラム設計されているようです。あれもこれもと欲張らずまずは微分積分に特化するということでしょうか。

確かに長い目で見たら高校数学は微分積分ばっかりだ!
英語は原書をスラスラ読める力を高めます
公文式の英語の最終目標は英語の原書をスラスラ読める力を目指しているというだけあって長文も豊富に組み込まれていました。
英語はまずは1単語、2単語、3単語と聞き取りと読みの力をつけてから書きの力、その後に文法という流れのプリントです。これが驚くほど低学年の英語学習に向いていると感じました。

英会話ではないってことだね!この説明はしっかりして欲しい!
公文式経験者の感じた公文式のここがイマイチ!
子供を公文式の教室に通わせた親の視点からの公文式のイマイチなデメリットをお伝えします。

何でも良いことだけではないよね!

デメリットがないのは逆に要注意!
教室ごとに細かな違いが生じる
教室を運営しているのはフランチャイズを契約している個人なので教室でコンセプトに細かな違いがあります。
子供、親と教室運営者の想いが同じでない場合は無駄になってしまうと感じました。
例えば、幼児の学習で無理にでも頑張らせて初めは辛くても慣れさせるのか、楽しく学習することを大切にして嫌だという日は無理にさせないのかという点です。
細かい話に聞こえますがずっと続けないと意味がない公文式学習では小さい考え方の違いが最終的に退会したい気持ちへと変化していきます。

最初はモチベーションも高いからやる気があるけどずっと続けるってすごい力が必要だよね

始めてすぐに合わないからやめるって思える人って少ないよね。入会する前にちゃんと考えることが大切!
教室と考え方が違うと会費が高く感じる
公文式の教室に通わせていて、少しずつ教室の考え方と自分の考え方に違いを感じると会費がとても高く感じて不満が増してきます。
公文式の会費は教材がプリント学習と考えると少し高めな会費です。1教科7000円を超えるのでせっかく教室に行っても子供が嫌だやりたくないという日にさせないというコンセプトの教室だと親も同意見でない場合とても費用対効果が悩ましくなります。
7000円あれば本屋さんでどれだけワークが買えるのかと考えてしまうと教室への不満につながってしまいますね。

公文式って家庭学習っていわれているよね

でも、言葉通りの家庭学習だと通信教育と比べちゃうな。ちょっと高いかも。
教科書と連動していない
公文式の教材は公文式オリジナルの教材なので学校の教科書と連動していません。
国語はとても良い題材を取り扱っていますが、学校の教科書と連動していないため小学校高学年から中学生で学年相当を学習しているとどうしても学校の成績にすぐにつながりにくいと思いました。漢字なども少ないのですが、そういう暗記するようなものは別に少なくても問題ないと思います。
ローマ字も各家庭で自分で繰り返し学ぶものかと思うので教材に含まれていませんがデメリットではないと思います。

学校の成績にすぐに反映するには教科書を深く読んでテスト対策が必要だもんね

確かに教科書と連動していないのはデメリットだけど受験は初めて読むような題材だしね。難しいね。
時計や図形など学習しない分野がある
算数は時計や図形など公文式で学習しない分野があります。
公文式は計算ばっかりという意見を聞くのは時計や図形などの学習を省いているためです。

時計とか図形も大切だと思うけどなぜ学習しないんだろう

時計は低学年のうちは難しいけど大人になったら誰でも読めるようになるでしょ。そういう暗記する分野は極力省いていかに早く微分積分を学べるようになるかが大切と考えられているみたい
確かに微分積分は大切ですが、最近では考える力を大切にしている傾向が強いので受験には向いていないかもしれません。
ただ、分数計算力はとてもつくので文章問題を数問といてばかりでは受験で早く正確に計算する力はつかないのかなと思うのでこれも何を求めているかだと感じました。分数計算力は高校数学で大切な力です。
英会話ではないのでspeakingが得意になるわけではない
公文式の英語は英会話ではありません。リスニングは録音されているネイティブの発音を聞いて学習しているので力は付きますが英会話が得意にはなりません。英検、TOEIC、TOEFLなどの外部試験対策は無いようですがリスニングの力は十分付くのではないでしょうか。リーディングは学習に含まれているのでスラスラ音読する力は付きます。
しかし、英語はとてもちょうど良いステップで次の教材に進むので費用対効果はとても高いと思います。
もちろんしっかり数をこなしてこそなので宿題をしっかりできないと力は付きにくいかもしれません。これが語学の難しいところですよね。

今ってグローバル化って言われてて英語の学習がとても大切になってきているよね

英語って聞くとペラペラ話せるようになるイメージもあるけどまずは英文を理解することが大切だよね

英会話とは全然別と思って学習した方が良いかもね
通信教育ってどうなの?
次は通信教育についてです。
通信教育といっても今はたくさんの会社で運営されていてどれが良いのか迷いますよね。
お試しセットは申し込むべき?
お試しセットはどの通信教育会社でも取り扱っているのでぜひ申し込むべきです。

営業の電話とかうるさくならないかな?

それはそれでちゃんと考えを伝えれば良いと思うよ
『いかがでしたか?』というような確認の連絡はどの会社も大体着ます。お試しセットだけ渡して入会するかしないかは勝手に決めてねという方が無責任な気もしますがいかがでしょう。
実際お試しセットで分かることは教材の簡単な雰囲気だけです。それでも数社から取り寄せ比較してみて良いかもと感じたものを選択するのが一番良い通信教材の選び方ではないでしょうか。
料金は大体1ヶ月2000円から3000円
通信教育は幼児なら2000円から3000円程度、小学生からは5000円程度、中学生からは8000円程度で4または5教科+最近ではプログラミングが学習できる教材です。
スマホ、タブレットの普及に伴い各通信教育会社もタブレット学習を取り入れ始めています。確かに子供はタブレットの方が興味を持ちますがこれは悩ましいですね。

書く力も必要だよね

タブレットも書く力が付く紙の教材もどっちも欲しいね
1ヶ月の会費を考えると学習塾に通わないのであれば複数の会社の通信教育を検討しても良いと思います。
タブレットで受講する通信教育と紙ベースで学習する通信教育をどちらも受講しても学習塾に通うよりは安価な価格で受講することができます。
自宅で学習するという点で学習塾よりは費用がとても安く感じますが、サボらずにしっかり学習習慣を付けることと自宅というリラックスできる環境で集中して学習しなくてはならないので低学年のうちは親の努力も必要になります。
通信教育のまとめ
- 学習できる教科はほぼ主要な教科とプログラミング
- 月謝は約幼児3000円、小学生5000円、中学生8000円
- タブレット学習も選択可能
- 想像力、考える力を育む教材が多い
- 自宅学習
実際にZ会の通信教育を受講してみました!
実際にZ会の通信教育を受講してみました。
幼児のプログラムなので参考になれば嬉しいです。
幼児の場合は国語、算数と分かれているわけではなく全てまとめて1冊の冊子が届きます。大体1日1〜2ページやると終わってしまう内容で所要時間も10分もかからないくらいです。
その他に親と一緒に行うプログラムがあり1冊の冊子になっています。
その季節のテーマでいろんな体験をするよう内容が考えられています。食育などもあり自分で考えるには思いつかない内容なので課題をもらえるととても励みになります。
Z会のここがおすすめ!
Z会の通信教育のおすすめなポイントは、短い時間で学習できる量なのでだらだらした学習にならずに毎日頑張れます。
毎日頑張れるというのは学習習慣を付けるという意味でとても良いですよね。親子で学ぶ体験型の課題も親にも課題を貰わないと頑張れないのでとても良いと思います。
Z会のここがイマイチ!
Z会のイマイチだと感じるポイントをお伝えします。
学習量が少ない
公文式を経験した方からすると学習量がとても少なく感じます。少ないので本屋さんでワークを購入するなり他の通信教材を追加で考える必要があります。また親子で学ぶ体験型課題も時間が必要なのでワーキングママさんには貴重な土日を使うことになり負担はあります。
通信教育の難点ですがやらなければやらないでただ教材が無駄に溜まっていくだけです。その点は公文式などの学習塾とは違い幼児の場合は親の意思と努力が必要かと思います。

誰かに見てもらわない分低学年は親がちゃんと確認しなくてはいけないね

教材も多過ぎても続かない人もいるから楽にできる量なのかも
公文式よりは価格が安いので費用対効果に関してルーズになってしまうのも不安ですね。
追加のこどもちゃれんじ
上にも書きましたがZ会の通信教育は幼児のプログラムかどうか分かりませんがちょっと少なくて物足りなかったので追加でこどもちゃれんじを受講してみました。
その感想を伝えたいと思います。
迷ったのはこどもちゃれんじとスマイルゼミです。
深い理由はありませんが子供と相談してどちらの内容がやってみたいか話し合った結果こどもちゃれんじに決定しました。
こどもちゃれんじの方がおまけのようなおもちゃやグッズが魅力的だったようです。
こどもちゃれんじのここがおすすめ!
こどもちゃれんじを受講してみておすすめだと思ったことを伝えたいと思います。
届いた内容量に驚き!
こどもちゃれんじが届いてまずはその内容量に驚きました。
いろいろなものが梱包されていたので理解するまでに結構時間がかかってしまいました。
追加の英語教材も頼んでみたのですが子供は楽しそうに学習していましたね。Z会同様考える力の問題も多くありました。
こどもちゃれんじのここがイマイチ!
Z会同様内容が簡単すぎるかなと思いました。
小学生に入学する準備教材なのかもしれませんがもう少し難しくても良いかも。
これは英語も含めて、英語に興味を持つ、楽しく学習するというコンセプトならとても良いのですが、求めているのは使える英語だと思います。
英語は公文式には叶わないのかなという印象です。安いのですが安いなりだとそのお金は無駄ですよね。
また、いろいろな付属品が多過ぎてびっくりしました。
全てやりましたがしっかり管理しないと何が何なのか整理できなそうです。その点はZ会の方がシンプルでおすすめです。